カテゴリー: 好きな音楽

  • スピッツ「流れ星」

    15本目の投稿になります

    今回は、好きな歌紹介です。スピッツの「流れ星」です

    スピッツの良さは、草野さんの透き通る声、色々な解釈ができそうな深い歌詞(1曲通して読むと短編のように感じる事も多い)、骨太なバンドサウンドなどたくさんありますが、私が特筆すべきと感じているのが「前奏」です

    他の曲になってしまいますが

    「青い車」の前奏。海沿いを颯爽と風切ってドライブしてる気分になりませんか^^

    「あじさい通り」の前奏。しとしと降る小さな雨粒を感じませんか^^

    「夜を駆ける」の前奏。深夜こっそり2人で異世界に行けそうな感じがしませんか^^

    スピッツは、前奏が聞こえてきた時点で「ハイ名曲^^」みたいな曲がたくさんあります

    そして、ご多分に漏れず「流れ星」も前奏がとても美しい曲です。(さきほどの3曲も、機会があれば聴いてみてください)

    タイトルが「流れ星」なので、夜感(こんな言葉はない^^)ありますし、プラネタリウムで見られるような惑星の映像なども、私には浮かんできます

    1番は自己を内省するような歌詞、2番は好きな「君」を歌ったかのような歌詞です。君を好きになった日を「君の心の中に棲むムカデに嚙みつかれた日」と表現するのはヤバいですね^^私にはどう頑張っても浮かんでこないです

    この曲はメロディーもとても美しく、2番の入りとラストに2回転調があります。草野さんは余裕で歌っていますが、カラオケで歌うと徐々に大変なことになっていきます^^

    そして、私が最も心動かされるのがサビの歌詞です

    「流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで

    流れ星 流れ星 本当の神様が 同じ顔で僕の窓辺に現れても」

    1番も2番も、ラストもサビは全て同じ歌詞です

    このサビを聴くと、私はとあることを思い出します。それは、5年前に死んだおばあちゃんです

    共働きで遅くまで帰ってこない両親にかわり、子育て(孫育て?^^)してくれました。孫の中で一番上だったのもあってか、明らかにえこひいきされて可愛がられていました。文字を教えてくれ、詩吟に私を連れていき、夕方にバター醤油ご飯を出してくれ、なんでもしてくれました。私が今、癖字なのはおそらくおばあちゃんの手習いの影響です^^今振り返ると、あれこそ「無償の愛」なのではないかと思いますね

    受験時期には、ほぼおばあちゃんの家で勉強していたし、両親がネグレクトとかでは全くないんですけど^^私の半分以上はおばあちゃんの躾によって構成されている気がします

    今日は、東北で大きな自然災害があって15年ですね。それとは全く関係ないですが、おばあちゃんは5年前の今頃、交通事故で死んだので急なお別れになりました

    震災の報道を目にしていると、予期せぬ急な別れを多く目の当たりにします。それとおばあちゃんの死がなんかリンクして、この時期には思い出されます

    戦争を体験した世代だからか「自分の心と体より大事なものなんてない」といつも言っていました。私がストレスで適応障害を発症し転職する際にも、賛成とも反対とも言わず見守ってくれていました(親には反対されるという^^)

    やや脱線しましたね^^「流れ星」のサビに戻ります

    おばあちゃんですが、写真はあるものの何となく顔や雰囲気を思い出せなくなってきています。それが「すぐに消えちゃう」とか「同じ顔で僕の窓辺に現れても」という歌詞につながって、少ししんみりさせられます

    本日は3月11日。時間を大切に生きていきたいと改めて思いましたね

    前回のしょうもない投稿から一転、こんな感じに^^情緒不安定?^^

  • ザビートルズ「across the universe」

    11本目の投稿になります。

    今年に入ってから、ランニングを始めました。8月のフルマラソン完走を目指して練習中です。ウォーキングをしていたり、ゆっくりなペースでジョギングしていると、色々なアイディアが浮かんできて面白いです。

    雪もだいぶ解けてきて、春の気配が感じられてきましたが、散歩などすると気分転換になるかもしれませんね^^

    今回は、好きな歌紹介です。ビートルズの「across the universe」です。

    2年前に死んだ父が、ビートルズが大好きで、車内ではよく曲がかかっていたため、自然と頭に入っているという感じです。

    テレビ番組のテーマ曲やCMなどでもいまだにたくさん使われているので、部分的にでも知っているという方も多いのではないでしょうか。

    そんな数ある曲の中で私が好きなのが「across the universe」です。1969年の曲ということで、私が生まれる前の曲です。バンドとしては解散直前の後期に作られた曲ですが、ジョンレノンの書く歌詞が胸に迫ってくるんですよね。

    サビでジョンが

    「nothing`s  gonna  change  my  world」

    と繰り返すのが、裏に流れるストリングスの音と重なって何とも言えない切なさを漂わせています。

    和訳すると「何(誰)も私の世界を変えることはできない」

    私は、数年前に仕事でメンタルをやられて療養し、転職した経験があります。

    そのとき、自分は何者なのかとか、何がしたいのか、何が好きなのかとか色々深掘りして考える良きタイミングになりました。

    そのときに聴いた「across  the  universe」は心に沁みましたね(全然関係ないけど、さんずいに心で「沁みる」っていう読みは洒落てますね^^)

    「自分は自分でいいんだ。他人の言動より自分の軸を大事にしよう。」と思えたきっかけにもなったような記憶があります。

    もうひとつ、私が好きな歌詞があります。歌い出しの部分の

    「Words  are  flowing  out  like  endless  rain  into  a  paper  cup.  They  slither  while  they  pass,  they  slip  away  across  the  universe.」です。

    和訳すると

    「言葉が紙コップに注ぐ果てしない雨のようにあふれ出す。くねりながら流れ、そっと宇宙の彼方へ消えていく」

    めちゃくちゃかっこいいです^^すごく抽象的な歌詞ですが、言葉の多様性や無限の魅力みたいなものを表現しているようにも思えます。

    一方で、自分の感情をどの言葉でもうまく当てはめることができない歯がゆさのようなものも感じます。

    宗教的、哲学的という評価もありますが、私はとても好きな歌です。

    夜に車を運転しながら聴くと、より雰囲気の出る曲だなあと思いながら聴いています。

    余談ですが、私は少し気持ち的に疲労を感じると、夜に車を走らせます^^暴走している訳ではありません^^

    少し昔の歌ですが、ビートルズの曲はそこまで古さを感じないので、聴いてみてはいかがでしょうか。

  • 赤い公園「pray」

    8本目の投稿になります。

    今回は、好きな歌紹介です。赤い公園の「pray」です。

    赤い公園は女性4人組のバンドで、作詞作曲をギターの津野さんが担当していました

    とても繊細な方のように思える歌詞で、徹底的に暗い曲などもあり^^私は好きで今もよく聴いています

    ライブの映像を観ていると、ドラムとベースのリズム隊もとても演奏技術が高いと思います

    ボーカルは途中変わりましたが、どちらのボーカルも好きな声です

    さて、「pray」ですが、2020年の作品です。ピアノの旋律で始まる1番から、だんだんバンドサウンドになっていくメロディーがとても美しいです

    赤い公園は、作詞作曲していた津野さんが亡くなってしまったのもあって解散してしまいましたが、今も聴いています。

    というのも、そもそも私が赤い公園を知るきっかけとなったのが、津野さんの死去を報じるニュースでした。

    それまではバンド名くらいは知っていたのですが曲を聴いたことがありませんでした。亡くなった事で聴いてみるといい曲ばかり…、という感じでした。

    サビの歌詞がシンプルだけど、とても素敵だと思います

    「It`s  honesty  君が好き」

    「君の旅が今日も美しくありますように」

    こんなにシンプルな言葉で、背中を押してくれる歌詞もなかなかないと思います

    この歌詞は亡くなる前の津野さんが書きましたが、赤い公園を聴いている身からすると、こちらが津野さんに送りたい歌詞だなと思ったりもします

    他にも「私」という曲もすごく好きです。

    歌に励まされるとき、それは色々な形があると思います。「前向き、明るく、笑顔」などの歌詞で元気づけようとするものもあれば、「痛む、歯がゆい、情けなくなる」などとことんまで落ちきることで聴き手が共感できるものもあります

    私は圧倒的に後者が好きです

    「pray」「私」聴いてみてください^^

  • ヨルシカ「噓月」

    5本目の投稿になります。

    投稿日時を指定できることがわかりました^^今後は、月曜日は内省、水曜日は音楽、金曜日は本みたいな感じでルーティーン化すると習慣になって続けやすいのではと思ったりしています。

    今回は、好きな歌紹介です。ヨルシカの「嘘月」です。

    ヨルシカは、4か月ほど前に出会った方から教わり、ハマりました。素敵なアーティストを紹介してくれたなあと、ホントに感謝しています。

    文学モチーフの作品も多く、歌を聴いてその本を読むみたいなことを最近は繰り返しています。モチーフとなる作品は明治~昭和あたりのものが多く、それらは色褪せない普遍的な良さがあるので、ヨルシカの曲もこれからずっと聴き続けるだろうということは確信があります。歌詞が良くて、10年後とかに聴くと違った感情を抱きそうな感じもします。ここ数か月、読書熱も高まっていて、生活が豊かになりました。それくらいヨルシカとの出会いは鮮烈であり、良いものでした。

    ヨルシカの良さは、改めて語るとして、さて「嘘月」です。

    suisさんの声がとても澄んでいて、聴いていると涙出そうになります。40過ぎのオジサンなんですけどね^^あと、ヨルシカのバラードは、suisさんのブレスが聴こえます。イヤホンで聴いていると、目の前で歌ってくれているような感じがします。

    この曲は、尾崎放哉の自由律俳句が出てきます。

    「こんな良い月をひとりで見ている」

    「愛を底が抜けた柄杓で呑んでる」

     この曲を知ってから尾崎放哉読んでみたところ、最高でした。彼の自由律俳句は、徹底的に「一人であること」に向き合っています。尾崎放哉全句集を読んでみましたが、彼とは友だちになれそうです^^尾崎放哉も後日紹介してみます。

    嘘月ですが、歌詞は一人の淋しさ、切なさが漂うものの、「君」に対する深い愛のようなものも感じます。

    尾崎放哉になぞって書いているのであれば、「僕」自身が病に侵されていて、「君」の記憶がどんどん薄まっていってるのかもしれません。そうではなく、もしかしたら「君」の方が亡くなってしまっているのかもしれませんし、ただなにか事情があって会えなくなった状況なのかもしれません。この辺りは、色々な解釈(想像)をして自分なりに楽しむのが良さそうです。

    私は、人と話していると、話す内容に意識が向きすぎるのか、後でその人の顔をよく思い出せないことがしばしばあります。あれ、なんなんでしょうか^^共感してくれる方いますでしょうか^^

    だから、「君の目を覚えていない」は、すごくよくわかります。

    逆に、その人の声はずっと憶えていることが多いです。あの日、あの場所で、ケーキ食べながら○○のこと話したなぁはよく憶えているのに、その時の相手の顔はぼやっとしてしまうんですよね^^

    ちょっと歌詞の解釈とは離れてしまったような気がしますが、共感できる気がします。

    そして、最後の歌詞は「さよならすら云わないまま、君は夜になって行く」です。

    私は、なぜか「これがこの人と会う最後になるんじゃないか」みたいに思う癖があります。自分にとって大切に思う人ほどそうです。

    「さよならすら云わないまま」は、長い別れになるとは思ってなかったみたいな予期せぬ別れを窺わせます。

    少し湿っぽくなりましたが、尾崎放哉の「ひとり」であるという淋しさと、それを補完するn-bunaさんの歌詞と美しい旋律、suisさんの包み込むような歌声がマッチした素敵な歌だと思います。

    シングル曲ではありませんが、私は好きな曲です。ぜひ、聴いてみてください

  • スピッツ「大好物」

    2本目の投稿になります。サイトのデザインの仕方がわかりません^^

    今回は、好きな歌を紹介してみます。スピッツの「大好物」です。

    草野さんの書く歌詞は、いつも優しく、抽象的で、そしてやや不穏です^^

    「君の大好きなものなら 僕もたぶん明日には好き」

    いや、「たぶん」なの?絶対じゃないの?^^

    「明日には」なの?今すぐじゃないの?^^

    このあたりがなんとも草野さんという感じがして好きですね。

    あと最近、ふと「君の大好きなもの」が「僕」だとしたら…と思ったりしました。

    この「僕」は自己肯定感が低めで、君が好きだと言ってくれる僕は、僕自身をそんなに好きではないけど、君がそう言ってくれるならたぶん明日くらいにはそんな自分も好きになっているかもしれない的な解釈でもおもしろいかなと思った次第です。

    40代男が取る解釈としてはなんとも言えない気持ち悪さがありますが、まあ、これを作った草野さんも50代ということで許してもらいましょう^^

    もう1つ好きな部分があって

    「君がくれた言葉は 今じゃ魔法の力を持ち 低く飛ぶ心を軽くする」の部分です。

    低く飛ぶ心を「持ち上げる」でもなく「高くする」でもなく「軽くする」

    この「頑張ろうぜ!!」と力が入った感じではなく、「そっと寄り添う」感がすごくいいんです。

    同じような歌詞に「砂漠の花」(←これもいい曲です)の中の

    「砂漠の花の 思い出は今も 僕の背中をなでる 生きていく力をくれたよ」

    という箇所があります。

    背中を「なでる」なんですよね^^「押す」じゃなく。

    なんか暖かい気持ちになれるんですよね。

    草野さんは、自らが書く歌詞について、その意図するところを言及しません。つまり、100%聴き手に委ねている形になります。

    最近は、YouTubeなどでも細かな考察が見られ、それはそれでなるほどと思うところもありますが、本人が言及しないということは、聴き手それぞれの感じ方が正解だよと言ってくれているような気がします。

    そして、この「大好物」は、メロディーラインもとても綺麗です。ギターで弾いてみると、コード進行が美しく、DからFに行ってくれるのも初心者に優しい仕様になっています^^

    あれ、また書きすぎたような気もする。こんな感じで好きな曲も書いていきたいと思います。