♯115 親切心が良くない方向へ行った哀しい話^^

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いきなりの手書きの図はなんなんだと思われたと思います^^スミマセン^^

あと、バスの絵の下手さには触れないでください。中学時代、美術が2で推薦を取れなかった男なんで^^

今回は、親切心について、そして親切心が予期せぬ方向へ行った場合にどう考えるかについて書いてみたいと思います^^

私は、バス運転手です

先日、こんな事がありました

夜9時台の最終バス。Aを出発して、B営業所前を通り、Cのバス停を通過して、Dが終点です。その後、点線部分を回送してバスはB営業所に戻り、業務を終えます

いつも通り運行し、終点のDにバスを停めました。Dは「○○ダム前」で、家もなく真っ暗で、最終バスでは降りる人はいません

忘れ物がないか車内を確認するため運転席を降り後ろへ歩き出すと、ありました

忘れ物が

いえ、忘れ物ではありません

高校生の女の子が熟睡していました^^

体に触れるのも良くないので、声を掛けます

全く起きません^^

私のスマホのアラーム音を最大にして顔の近くで流します

起きました

私「終点ですよー」

学生「あ、スミマセン。やばい、ここどこですか?」

私「終点の○○ダム前ですね」

学生「スミマセン、寝過ごしちゃって…降ります」

私「はい」

と言って、2人で前のドアへ。定期券を確認し、学生さんはバスの外へ…

行きませんよね^^私、さすがに声かけます

私「降りたかったの、ここじゃないよね?」

学生「はい。Cのバス停です」

私「あー、さすがに真っ暗なダムに女の子一人で置いてけないんで、近くまで乗っていきますか?この後、このバスはB営業所まで回送で戻るので、Cの近くまで乗せますから」

学生「あー、でも、申し訳ないです」

私「家族の方が迎えに来られますか?」

学生「母は夜勤でいないと思います」

私「無理にとは言わないですけど、状況的に近くまで乗ってもらった方が、私も安心なので、そうしませんか?」

学生「ありがとうございます。スミマセン、お願いします」

という事で、Cの近くで学生さんは

「本当にごめんなさい。今後、このような事がないように気を付けます。ありがとうございました」

という非常に気持ちの良い礼儀正しい言葉を残してバスを降りていきました

ここまでならいい話ですよね^^私も「人助けできたなあ」みたいな気持ちで帰路につきました

翌日も仕事を終えて営業所に戻ると、所長が渋い顔をして「○○君、ちょっといい?」と私を呼びます

「昨日、回送のバスに人乗せた?」と言われました

そうなんです。回送のバスにお客さんを乗せてはいけないんです

でも、あれ?なんで所長が知ってるの?誰にも言ってないはずなんだけど、と思っていると

「さっき、ある学生のお母さんから電話きて『娘が寝過ごしたけど、とっても親切な運転手さんに近くまで送ってもらったみたいで。本当にお世話になりました。その運転手さんにくれぐれもよろしくお伝えください』と電話あったんだよね」

とのこと^^

所長からは「勝手な事をしないように」と指導を受け、私も「申し訳ありません。今後、このような事がないようにします」と返し、その場は終わりました

さて、ここから考察です^^

私は親切心で学生さんを乗せました。学生さんはその事をお母さんに報告したのでしょう。そして、お母さんは感謝を伝えるために営業所へ電話をした

誰も悪くないのに、良くない方向へ行く事ってあるんだなあと思いました^^

あ、でも実際は、悪いのは私です

回送に客を乗せてはいけないというルールを破ったのですから

仮に回送中に事故があったりすると、大きな問題になります

でも。でもですよ。その状況で真っ暗なダム前に、「ルールだから」と女の子を1人置いていくのは、人としてアリですか?^^

世の中って、こういう綺麗事で片付かない現実的な問題ってありますよね

自分の責任を回避するなら、営業所に電話をかけて指示を仰ぐのがいいんでしょうね

でも、その電話で「ルールなんで、降ろしてください」って言われたら、私は降ろすのか?

まだ結論が出ていません^^

機械のように無感情で仕事ができれば、それに越した事はないんですけどね^^

読者様が私の立場に置かれたら、どうしますか?

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