♯117 読書記録「嫌われる勇気」②

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読書記録「嫌われる勇気」

著者:岸見一郎・古賀史健

出版社:ダイヤモンド社

初版:2013年12月

前回に続き、アドラーです^^

前回までは「課題の分離」「何があったかではなく、どう解釈したか」「他者と比較しない勇気」などについて、本を基に私の考えなどを書いてみました

今回はその続きです

・「ほんとうの自由」とはなにか

アドラーは「自由とは、他者から嫌われる事である」と言いました

これは、わざわざ嫌われるような生き方をしろとか、悪行を働けと言っているのではありません

あなたが誰かに嫌われているという事は、それはあなたが、他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫いている証拠である

つまり「自由に生きている証」であると

いやー、その通りですよね^^

人それぞれ考え方や趣味嗜好は違います

Aさん、Bさん、Cさん…全ての人に嫌われないようにするためには、それぞれの考え方に自分を合わせる事が必要であり、それってもう「自分がない状態」ですよね

他者からどう見られるかという事ばかりを気にするという事は、自分の人生を生きていない事になるし

「気にする」という事こそ、自分が傷つきたくないという自己への執着につながっているのかもしれません

だって、関係が壊れる事だけを恐れて他者と関わるのは、心理的安全性がないというか、すごく不自由な感じがします

そのパワーバランスを、その人と一生続けるの?って思っちゃいますし^^

本のタイトルでもありますが、この「嫌われる勇気」こそ、評価の軸を他者から自分へ取り戻す事なのかもしれません

・「横の関係」

アドラーは「叱ってはいけない・褒めてもいけない」と言いました

「よくできたね」「すごいね」

こういう褒めるという行為には「能力のある人が、ない人に下す評価」という側面があると

褒めたり叱ったりするのは、アメを使うかムチを使うかの違いでしかなく、背景にある目的は「相手を操作すること」であると

アドラーはこのような縦の関係を否定し、横の関係、つまり意識の上では対等であるという関係の健全さを主張しました

このあたり、すごく興味深いです

叱るのが相手を操作する事を目的とするのは何となく私も理解できます

でも、褒める事も相手を操作する事につながるというのは、すごく新鮮な価値観でした

でも、これを読んでなるほどなと思ったのは、大学で勉強した「支配と社会心理(うろ覚え^^)」みたいな内容です

ヒトラーは、ナチスドイツ政権下で、聴衆に対して時にはドイツ人の優越さを説き、時には現状のダメさをこっぴどくこき下ろし、洗脳といっていい熱狂状態に陥らせ支配しました

この「褒めたりダメ出ししたり」の振れ幅を大きくするのも、縦の関係に基づく支配の1つなのかなと思ったり

横の関係とは、「それはあなたの課題」と課題の分離をした上で、できることを一緒に考える

そして、課題に立ち向かい、行動に移す勇気を持たせる

これをアドラーは「勇気づけ」と呼んで、自身の個人心理学の最も重要な概念としたようです

他者の課題に介入したり自分も背負ったりするのではなく、あくまで行動するのは相手、私はその勇気づけをする存在であるという事なのかなと思ったりしました

これを読んで、私も横の関係を意識した人間関係を作っていきたいなと思いましたね^^

いや、この資本主義が君臨する世の中、たぶん普通に生きていれば縦の関係になると思うんですよね

「ありのままのあなた」の存在自体をお互い認め合った上で、それぞれの課題に対してできる事を考え、それぞれが行動する

そんな関係性を築ける人に出会えたらいいなと思いますね

あ、出会えたらいいなだと他責っぽくなるから、自分が実践していけばいいんですね^^

今日も長くなっちゃったんですが、まだ

「自己肯定」ではなく「自己受容」

「信用」ではなく「信頼」

こんな内容も残ってまして、もう少し書いてみたいと思っています

という事で、次回もアドラー紹介にお付き合いください^^

全くの別件ですが、いよいよ明後日、北海道マラソンに挑戦してきます

1月からコツコツ努力を重ねたひとつの集大成

昨日、最後の練習を終え、体調はすごくいいです

しかも、当日の天候も「曇り・最低16度、最高24度」という、願ってもないくらいの最高の天気になりそうです^^

まずは完走ですが、4時間30分切りという目標目指して、精一杯頑張ってきます!

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