73本目の投稿になります
前回イルカさんの「なごり雪」を紹介しました
その時に、好きな歌として「気持ちを直接表現しないのにその気持ちがわかる歌詞の曲」が好きと書きました
例えば「なごり雪」なら「君が去ったホームに残り落ちてはとける雪を見ていた」です
「淋しい」という表現を用いずとも淋しさが痛いほど伝わる
そういう曲が好きです
今回紹介する曲は、フジファブリックの「若者のすべて」です
歌詞の中に「若者のすべて」という表現はないんですが、曲全体として聴くとタイトルは「若者のすべて」しかないんじゃないかと思えます(なんか説明が下手^^)
曲はキーボードの和音から始まり、ボーカル志村さんの淡々とした歌い方が重なります
私、フジファブリックの他の曲をそんなに知らないんですが、志村さんの歌い方好きなんですよね
特に、この曲に関しては、情感を込めた歌い方よりも、淡々とした歌い方の方が思いの大きさをより深く感じられ、すごく胸に迫り、涙出そうになります^^
サビの歌詞は、かつて一緒に行った花火大会を懐かしむ内容になっています
「何年経っても思い出してしまうな」は、それを最後に長いこと会えていない事が窺えます
今気づきましたが、「若者のすべて」というタイトルは、現在進行形の「若者」ではなく、ある程度成人した男性が過去を振り返ったときに「ああ、あれがすべてだったな」って思っているような意味合いかもしれません
私が情感を揺さぶられるのは最後のサビ前(Cメロ?)の
「すりむいたまま 僕はそっと歩き出して」です
「すりむいたまま」って事は、消化できていない、まだ心残りはひきずったままだけど、次へ進みだしたみたいな感じなんでしょうかね
んで、最後のサビなんですが、ここで
「ないかな ないよな なんてね思ってた」
「まいったな まいったな 話すことに迷うな」
となるんです
「え?会えたの?」みたいな事になって、ここでいつも泣きそうになるんです^^
40過ぎの男が泣くなよって感じですけど^^
でも、会いたい人にいざ会えたら、感情ごちゃまぜになって話すことに迷うことってありそうだと想像できませんか?
しかも何年かぶりに会うとなればなおのこと
私は大事な人と会う時は、ちゃんと話せるようにメモに話したいことを書いていったりします^^(メモ見て話し始めるのって、相手から見たらヤバいやつかもって、今気づきました^^)
話を戻します^^
でも「まいったな まいったな」って事は、「来てくれたらいいな、でも来ないだろうな」の時に来たって感じ
なので、話すことが整理できていない感じは「準備大事マン」としてはすごく共感できます^^
この2人は、なぜ会えなくなったんでしょうね
歌詞の雰囲気からはケンカ別れした感じでもなさそうだし、どっちかに急な事情があったりしたのかな
相手が亡くなっている人だとしたら、最後のサビの歌詞は、「僕」がちょっとおかしくなっちゃったのか^^なんて思ったり
うん、やっぱり色々な想像というか解釈を楽しめる抽象的な歌詞っていいなって思いますね
「2人にとって最も思い出深いこの日この場所で、毎年待ってる」みたいなのって、すごく小説的というか、しんどいけど甘美な感じがしますよね
そういう人ができたとして、「毎年、来るかどうかわからないのに、その日その時間にその場所で待ってる」みたいなのって、相手が来るかどうかは別として、けっこう生きる理由になったりするかもなあなんて、急にめちゃくちゃ重い事を考えたりしました^^
ちなみにこの曲は、ヨルシカのボーカルsuisさんがカバーしています
原作をリスペクトしているのがよく伝わるsuisさんの優しい歌声が素晴らしいので、こちらもあわせて聴いてみてください^^
昨日作った「酒蒸しハンバーグ」がとっても美味しくできたので、載せちゃいます^^
40過ぎて承認欲求高いのは痛いですね笑
ありがとう長谷川あかりさん^^

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